太田市事業仕分けレポート

暫定版: 太田市 事業仕分けレポート

8/22〜23に太田市役所で実施された「おおた未来デザイン会議(政策継承検討委員会)」の評価を集約・分析したものです。評価は3つの立場から集めた。市民判定人(無作為抽出・紙)、外部委員(紙)、そして今回は「倍速アンケート」で傍聴者からもオンラインで集めた。下の「表示する属性」で立場ごとに絞り込める。

分析・運営: 多元現実の高木(構想日本クライアント)。内部資料のため内容は随時更新されます。過去バージョンはヘッダーのプルダウンから。

エグゼクティブサマリー

表示する属性

1. 各事業の結論

発展的に再構築広域的に再構築要改善現行通り拡充

2. 各事業に対する分析結果

見出しからそれぞれの事業を選択して表示を切り替え可能

デジタル金券(OTACO)

3. 結論が違っても共通している論点

「総論反対・各論賛成」のようなケースを抽出。結論は違うが、論点は同じなので、これらの問いが明確になれば意見が変わる可能性がある。

4.認知の低さにより結論が歪んでいる可能性あり

花火・まちづくり・市営無料バスでは、事業や費用負担を「知らなかった」という記述が判定理由に直結している。認知度の低さが事業への判断に引きずらている可能性あり。

刀水橋花火大会

1%まちづくり

市営無料バス

この節から言えること

「知らない」は単なる広報課題ではなく、評価の分布そのものを歪める。花火大会で唯一の拡充票の一部は「負担割合を知らなかった」層であり、事前に費用構造を知らせるだけで判定が動く可能性がある。

次回への設計案 事業ごとの認知度を最初に測ってから議論に入る。

5. 各担当課への問い

分析結果から導かれた、市民から担当課に対する問い

6. 誰がどう判定したか

名前をクリックして回答履歴を閲覧可能

発展的に再構築広域的に再構築要改善現行通り拡充
回答者OTACO花火大会1%まちづくりおうかがい市バス市営無料バス
ホラニ龍シオペラトゥー拡充改善拡充拡充改善
万場(判読低)改善
土田恵子改善改善改善現行改善
堀越叶空現行現行拡充現行
大塚きよみ改善改善拡充改善
大竹せつ子改善改善現行拡充拡充
大門千里現行改善改善現行現行
山中繁樹発展拡充改善現行拡充
工藤ちひろ発展改善現行改善改善
新島昌三拡充発展現行改善現行
木村勝郎拡充発展拡充現行現行
松村光江改善改善拡充現行現行
板橋輝雄改善改善現行改善発展
植木裕之改善発展拡充改善改善
津久井啓多広域改善改善拡充拡充
矢島直人現行拡充改善改善改善
神道現行改善現行拡充現行
萩原千亜里現行発展現行現行現行
角加代子改善発展改善拡充拡充
越智幸代改善改善改善改善改善
金子令子広域改善改善改善改善
長山(判読低)改善発展拡充拡充拡充
門杉汐里改善拡充
外部委員
中田華寿子改善改善拡充改善改善
南雲明日香改善発展拡充改善改善
平田学改善改善発展改善改善
鈴木周也広域広域改善拡充発展

—は未回答・判読不能。傍聴者の行は氏名の分かる票のみの参考値で、1〜4節の集計とは母数が異なる(詳細は付録9)。

7. 付録: 当日の進行

2026年8月22日(1日目)

9:00
10:00
11:00
12:00
13:00
14:00
15:00
16:00
17:00
09:00–11:00
デジタル金券(OTACO)
11:00–12:18
刀水橋花火大会
13:00–14:30
1%まちづくり
14:30–17:20
公共交通(おうかがい市バス・市営無料バス)

8. 付録: 「評価シート」と傍聴者向け『倍速アンケート』の取り扱いについて

評価シート倍速アンケート(傍聴者向け)
特性話を聞きながらメモ書きのケースが多く観測され、思考過程を把握しやすい。訂正跡や欄外メモ(「今となっては3地区共同でなくてもよいのか」「これだけやって やり直しはムリでは?」)まで読める。集計は目視の場合は翌日以降・OCRの誤差あり。事前に質問を設定 + 回答内容に応じてAIが追加質問を生成可能。深掘り質問を得意とする。今回の回答は146件を記録。集計は即時。

9. 付録: データ来歴

分析方法

  1. 検算の原則: 本文中の人数は、すべて開いて数えられる原文リストの件数と一致する。
  2. 論点の並び順(2節): GAC(Group-Aware Consensus。Polis の Group-Informed Consensus を転用)の降順。結論を「作り直す(1・2)」「直して続ける(3)」「このまま続ける・広げる(4・5)」の3つの立場に分け、各立場でその論点に触れた人の割合を掛け合わせた値(少人数のため Laplace 平滑化 (k+1)/(n+2) を適用)。1つの立場でも沈黙すると値が小さくなるため、立場を横断して挙がった論点ほど上に来る。
  3. 論点の全体像のグラフ(2節): 棒の幅は、その結論でその論点に触れた実人数(表示中の属性で数え直す)。「要改善」は中立として灰色で中央線をまたいで描く。
  4. AI追加質問の集計(2節): AI生成の選択式追加質問(回答済み113問)のうち「いいえ」と答えられた33問を機械集計し、「〜は示されていますか」という形の設問だけを主リストに載せた(分類規則と全回答は各事業の折りたたみ内)。
  5. 判定一覧の表(6節): オンラインには無記名の回答があるため、氏名の分かる票(16/27票)だけを行にした。1〜4節の集計は無記名を含む全票で計算しており、この表とは母数が異なる。外部委員の票は当日も別集計。(判読低)はOCRの判読信頼度が低い氏名。

データの取得と照合

  1. 紙シート: スキャン134ページを全数OCRし、各事業の集計用シートの得票数と個人シートの○の枚数が全5事業で算術一致することを確認(重複スキャン2枚は除外、氏名の表記ゆれは名寄せ)。特記事項は意味単位に分割し、論点ラベルを付与。
  2. 役割判定: 外部委員4名は集計シートの外部委員欄得票と個人シートの照合で特定。
  3. オンライン: 倍速アンケート本番DB(Supabase)を読み取り専用で取得。58セッション・回答351件・AI追加質問195問。
  4. 進行記録: 当日会場の音声記録(Mori)・議事記録(Recogra)。

各アンケートの管理画面

公共交通(おうかがい市バス)

baisoku-survey.plural-reality.com/manage/yXcJkBd2

本レポートは実名を表示している(内部資料扱い)。引用には属性(市民・委員・傍聴)と評価区分を併記。氏名無記入のオンライン回答は「傍聴(無記名)」と表記。名前をクリックすると5事業の回答詳細を表示できる。

出典: 紙評価シートのスキャンOCR(全数照合一致)、倍速アンケート本番DB(読み取り専用)、当日会場の音声記録(Mori)、議事記録(Recogra)。2026-08-23時点。

8/23 対象事業(児童館・ふるさと納税・長寿祝金・高齢者福祉センター・こどもプラッツ)はデータ追加後に別途更新する。